APIとは、アプリケーションプログラミングインターフェース(Application Programming Interface)の略で、各種システムやWebサービス等が、そのシステムやWebサービス等を利用するアプリケーションソフトウェアに対して公開するインターフェースのことです。
ここで言うインターフェースとは、具体的には利用手順やデータ形式などを定めた規約のことを指します。この規約に沿って開発することで、APIの提供元となるシステムやWebサービスの機能を取り入れた新たなアプリケーションを開発することができます。
従来APIは、様々な形式で提供されてきましたが、近年はWebサービスの普及に伴い、特にWeb APIの実装が標準的といわれています。
様々な製品やサービスがAPIを提供することにより、製品/サービスの利用者は開発コストを抑えて、多様な機能を持ったアプリケーションの開発や連携が短時間、低コストで実現できる点があげられます。
APIを公開する側にとっても、様々な製品、サービスと連携して使って頂けることで、自社製品の利用範囲が拡大し、付加価値が向上するといったことは大きなメリットです。少ないリスクで、他社とのビジネス連携を推進したり、新たな顧客層にリーチしたりすることが可能になります。
また、自社の開発した機能とAPI利用者側が開発した機能との連携によって、これまでにない新たなサービスを創出することもできます。