EIPとは、「Enterprise Information Portal」の略で、企業情報ポータルとも呼ばれるものです。
多くはWEBブラウザを使って、企業内部の様々なシステムの情報やデータベースにあるデータを表やグラフなどの見やすい形式に加工して表示する仕組みのことで情報共有に活用します。
多くの製品はシングルサインオン(SSO)によって、ブラウザから直接イントラネット内にあるEIPの情報にアクセスすることができますがWEBブラウザでアクセスし、情報提供の方法がインターネットのポータルサイトに似ているため、「企業情報ポータル」というのです。
また、情報を閲覧するだけではなく、WEBブラウザを利用するメリットを活かして、企業内の様々なソフトウェアやサービスに、ログインするのも非常に簡単。
最近では、PC以外にもスマートフォンやタブレットなども使えるため、非常に便利で、外出先などからもアクセスが可能です。
EIPには、プッシュ型による情報通知機能やデータベースとの連携機能、グループウェア機能やワークフロー機能などが装備されており、組織やプロジェクトごとなどのグループ単位でも利用可能です。
また、最近はノンコーディングツールなどを使い、プログラミングスキルがなくとも設定ができる製品も多く、利用しやすくなっています。