パブリッククラウドとは、一般に利用可能なインターネット上のクラウドサービスのことを指します。企業や個人が必要に応じて、必要な時に必要なリソースを利用することができます。
パブリッククラウドは、多数のユーザーにサービスを提供するため、インフラストラクチャやアプリケーション、データの共有が行われます。主な特徴として、以下のような点が挙げられます。
1. スケーラビリティが高い
必要に応じて、必要なリソースを自由に追加できるため、ビジネスの拡大や急激なトラフィック増加に柔軟に対応することができます。
2. 低コストで導入ができる
自社でクラウド環境を構築するよりも、低コストで導入することができます。また、リソースの利用状況に応じて、コストを削減することも可能です。
3. セキュリティが高い
クラウドプロバイダーが運営するセキュリティシステムにより、セキュリティのリスクを最小限に抑えることができます。
4. 利用しやすい
インターネットに接続されたデバイスから、容易にアクセスできるため、利用しやすく、様々な場所からアクセスすることが可能です。
一方で、パブリッククラウドの利用には、セキュリティやプライバシー、コントロールの問題があるため、業務に応じて、適切に利用することが求められます。また、利用にあたっては、クラウドプロバイダーとの契約や利用規約を確認することが必要です。