クラウドERPの課題と改善策を考える 第七回「クラウド市場シェアでAzureがAWSを抜き、ERPといえばクラウドERPになる時代へ」

公開:2021.12.28
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2021年第3四半期の世界のクラウド市場シェアがSynergy Research Groupで公開されました。公開されたグラフは以下になります。

2021年第3四半期の世界のクラウド市場シェア率のグラフ

引用元:https://www.srgresearch.com/articles/amazon-microsoft-google-grab-the-big-numbers-but-rest-of-cloud-market-still-grows-by-27

このグラフを見るとAWSが相変わらず首位の33%でAzureが20%で差が13%あるということに見えますが、私はこのグラフを5年前から追いかけており、5年前と比べるとかなり縮まった印象があります。そもそも5年前はAzureのシェアは数%でした。そしてAWSは40%のシェアを持っていました。Azureはこの3年でシェアを倍に伸ばして20%になりました。この3年でさらに倍になってシェアが40%になるかといえば、それは分かりませんが、AWSとの差はかなり縮まりそうです。シェアがじわじわと減少しているAWSと比べると、遠くない将来にAzureはAWSを抜くのが見えています。5年前にマイナビニュースでその予想を書いた時はかなりの意見を頂きました。多くの方が信じなかった状況が起きようとしています。Azureが伸びている理由を私の見解として記載したいと思います。いろいろな考え方があるとは思いますが、大方同じように思っている人は多いと思います。

<理由その1>
AWSはクラウドインフラとしての一定の評価があり、堅調な状況ですが、Azureはアプリケーションが強いためです。そもそもマイクロソフトはソフトウェアベンダーへの支援が強く、Windowsサーバ上でしか動かないアプリも多く、キラーアプリを自社、パートナーと沢山持っています。今、クラウドの利用をけん引しているのはまさにアプリケーションの分野であり、その成長がAzureのシェアを押し上げています。

<理由その2>
AWSは販売店を絞る傾向があり、マイクロソフトは広く広範囲にパートナーを支援しており、結果的にパートナーの数ではマイクロソフトに分があるように思えます。マイクロソフトのパートナー全体がAzure販売に動き出すとかなり差が出るはずです。

<理由その3>
AWSとAzureでは技術者の好みにもよりますが、AWSに分があるという意見をよく聞きます。しかし、ソフトウェアやサービスにおいて機能やサービスの差は市場の成熟とともにトップグループの差がなくなっていくのは自明の理です。AWSとAzureの差がなくなっていくのも時間の問題と思っています。

上記3点から、アプリと販売店と機能強化の観点からAzureのシェアがさらに伸びAWSを抜く日が見えるのも時間の問題と思っています。

そしてERPの話ですが、これは長年言われていることではありますが、将来的に一般企業での導入においてはオンプレミスのERPよりクラウドERPのほうに主軸が変わっていきます。そう考える理由は以下の通りです。

  • BCPや耐障害性の点で、クラウドのほうが安心安全であるため
  • 初期投資が大きいオンプレミスよりもERPを使用するクラウドERPのほうがユーザーにやさしく、ERPベンダーの競争により、差別化のためにクラウドERPを強化するベンダーが増え、最終的にクラウドERPが強いメーカーがユーザーに支持されてシェアを取るため
  • クラウドERPのほうが法改正対応などのアップデートが容易であるため
  • ERPが業種カットのソリューションにシフトしていく中で、クラウドERPのほうが機能改修が容易であるため

上記の理由からある程度時間をかけてクラウドERPにシフトしていくと読んでいます。
皆さんいかがでしょうか?様々な意見があると思いますが、大方同じような意見ではないでしょうか?

このような動きはERPのみならず、他のソリューションでも同様のことがあり、市場全体でクラウド化が進み、最後にアプリが強いAzureがAWSを抜くのではないかと思うのです。

さて、この考えに共感される方でERPのリプレイスを考えている方がいれば、長期的に活用するERPとしてクラウドERPをおすすめします。そして、日本の企業には日本の商習慣にあった国産ERPが良く、GRANDIT miraimilは商社・卸売業、サービス業、情報サービス業向けに開発されたクラウドERPですので、この業界の方々は是非GRANDIT miraimilをご検討ください。

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それでは今日はこの辺で

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